上海気象台は、市の6月における降水日が、1909年の過去最多に並ぶ23日間だったことを最近明らかにした。
市では浸水などの問題に対処すべく、立体交差橋に浸水高リスクの注意を促す標識を建て、浸水観測カメラ41台も設置。また積水量が警戒レベルに達すると感知器が反応して関連部署に通知がいく仕組みを構築するなど、公安、交通、居住区が情報を共有できるシステムを作り、浸水発生時に早急に対処するなどしている。
ほか国家水利部長江水利委員会は2日(木)、大雨の影響で、長江主流の上流部分や、支流の烏江、三峡地区の水かさが著しく増加していると発表した。
~上海ジャピオン2020年7月10日発行号