広東省広州市で開通した「海珠大橋」の車道間に30平米の古い住宅1軒だけが残り、それが〝海珠の眼〟のようだとネット上で話題を呼んでいる。
この住宅の家主は政府から提示された立ち退き条件を拒否しており、ネット上では「カネ目当てでは」などの憶測が流れた。〝海珠の眼〟と呼ばれる物件の大家は「立ち退き料の問題ではなく、政府から納得のいく移転後の住宅が提示されていないだけだ」と説明。一方で、同エリアを管轄する海珠区住房和建設局は、大家に対しすでに複数の移転先住宅を提示しているものの、双方の合意に至っていないとしている。
~上海ジャピオン2020年8月14日発行号