繁華街にある旧校舎
日本人も多く住み、ショッピングモールや日本食レストランが多い中山公園エリア。ここにポツンとある歴史的建築物が「セイント・マリーズホール」だ。
ここは中国人作家、張愛玲も通ったカトリック系女子校の跡地。当時、多くの富裕層の子女がここで学んだという。現在は複合総合施設「長寧来福士広場」に内包され、緑が多く、市民の憩いの場として愛されている。
このエリアは「新時空」など単身者向けの物件が多く、レストランや外国スーパーが充実しているので住みやすい。買い物のついでに歴史的建築物を覗き、かつての暮らしに思いを馳せてみてほしい。
~上海ジャピオン2020年10月16日発行号