上海推進科技創新センターは最近、「2019上海科学技術イノベーションセンター建設報告書」を発表。市の社会研究開発投資総額はGDPの4%を占め、全国平均の2・23%を上回ることがわかった。
また、人口1万人当たりの発明特許数は53・5件に達し、5年前の2倍に増加。19年末までに市では「張江実験室」や「上海脳科学与類脳研究センター」など国家的研究施設14カ所を設立したほか、市に構える評価額が10億㌦以上のスタートアップ企業〝ユニコーン企業〟数が全国2位だった。さらに新興ハイテク企業向け株式市場「科創板(STAR MARKET)」の上場企業70社のうち、市に本社を構える企業が全国1位の13社。
ほか同報告書では、市の「上海天文館」を含む国際チームが、ブラックホールの撮影に成功したことなどが盛り込まれている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2020年12月4日発行号