上海市を含む全国各地では8月14日(土)、旧暦の七夕を迎え、プレゼントに人気のバラの花の価格は例年通り上昇。今年は、花束のデリバリーが人気だったことがわかった。
関係者によると、市各地の花市場では雲南省からの供給量が急激に増加。バレンタインデーや「520(我愛你)」の日同様、七夕にも需要急増の期待が高まった。しかし、国内での新型コロナ感染症拡大や大雨の影響で、大量仕入れを控える店舗も多かったという。浦東新区の花市場では13日(金)時点の国産バラは1輪7~8元で、通常の2割増し。店員は「今年はコロナの影響で人出も少なく、予約も減っている」と話す。
一方で、デリバリーサービスの「美団閃購」によると、七夕の花デリバリーの予約数は昨年の3倍だった。利用者の7割が「90後(1990年代生まれ)」の若い世代で、うち約半数が、離れて住む相手へ告白するための花を求めたといいう。(8月14日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年8月20日号