上海軌道交通では今年末までに、すべての駅にAEDを設置。また、各駅の一部職員に対し、レスキュートレーニングを行っていくことを最近明らかにした。
統計によると、国内で心停止による死者は1日平均1500人。心停止からの4分間が回復のカギとなるため、公共の場におけるAED設置と使用で、救命と傷害軽減を目的としている。
上海軌道交通は2015年から、赤十字と応急センターの寄贈と指導のもと、AEDを設置。当初は6路線9駅のみだったが、21年7月までに11路線21駅、合計74台までに増やした。(8月20日)
~上海ジャピオン2021年8月27日号