３月19日（金）早朝４時40分頃、徐家匯の天鑰橋路１号のマクドナルドで、
従業員が客に刺されて死亡する事件が発生した。
　事件の起こったマクドナルドは24時間営業で、
加害者の男は１階の長イスの上に寝転がり、睡眠を取ろうとしていた。
まもなく客が増えてくる時間だったため、
それを見た被害者の男性従業員が注意したところ、男は逆上。
携帯していた刃物を取り出し、従業員を何箇所か刺したあと、逃走した。
　被害者はすぐに救急車で運ばれたが、大動脈を切られていたため、
出血多量により、病院へ到着する前に死亡した。
看護師の説明によると、被害者は、頸部、腹部、腕の３カ所を刺されていたという。
　被害者の男性は24歳で、昨年大学を卒業したばかり。
昼は不動産屋で正社員として働いていたが、実家に仕送りするため、
夜はマクドナルドでアルバイトをしていた。
　加害者の行方と詳細については、捜査が待たれている。
（３月19日）

～上海ジャピオン３月２６日号より