お医者さんの御用達 第573回「イチゴ」

 

疲れ目にイチゴ

 

――よくないとは思いつつもスマホが手放せず、寝る直前まで触ってしまいます。そのせいなのか、目の疲れが気になるようになりました。何か目にいいものはありませんか?

先生 疲れ目に悩んでいるのですね。スマホの使用時間を見直す必要がありそうですが、それに加えて〝明目養肝〟には「イチゴ」がオススメです。

 

――イチゴが目にいいとは初耳です。

先生 イチゴに各種ビタミンが豊富なことは有名かと思いますが、このビタミンAとカロテンが、暗い場所で視力が衰える夜盲症の軽減や視力の保護に役立つことが研究によって明らかにされています。さらに、イチゴには食物繊維も多く含まれ、胃腸のぜん動を促進し消化を助け、便秘を防ぐ効果も期待できます。

 

――どのくらいの量を食べたらよいのでしょうか?

先生 イチゴが好きな人は毎日15粒程度、そうでない人はほかの果物を少量組み合わせて5~10粒程度食べると、1日の果物摂取基準量250~350㌘を満たすことが可能ですよ。イチゴは表面が粗く汚れが落としにくいため病原菌に汚染されやすく、化学肥料や農薬などが付着している場合もあるため、よく洗ってから食べるようにしてください。

 

 

~上海ジャピオン2023年3月10日

 

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