中国コスメトーク 第150回「紫草かゆみ止め(紫草止痒膏)」

 

 

広州省発の漢方系スキンケアブランド。元々は赤ちゃん向けのスキンケア用品が多く、低刺激で化学成分の少ないアイテムを数多く展開している。虫よけスプレーなどが人気。

 

ブランド売れ筋ランキング

1位 蚊取りリキッド(蚊香液) 20元

2位 子どもボディクリーム(児童面霜) 30元

3位 虫よけアロマシール(駆蚊精油貼) 20元

 

 

やさしく痒みをしずめる

 かなり涼しくなって、過ごしやすくなってきましたね。

 そうね、ところでこの資料なんだけど…。

 あれ、センパイその指、湿疹ですか?

 そうなのよ、急に気温が下がったせいか、肌が敏感になっちゃって。

 かゆそう。でも、虫刺されの薬だと、しみて痛くなっちゃう感じですよね。

 うん、だからこの「紫草膏」を使ってるの。

 

ベトつかない漢方軟膏

 へえ、これ何ですか? ヨモギみたいな匂いと色で、パッケージもザ・漢方って感じがしますね。

 「紫薬膏」は中国では昔から使われている軟膏で、虫刺されや肌の炎症をしずめる作用があるんだよ。

 「風油精」みたいなやつですか?

 「風油精」も虫刺されに使うよね。あれはすごくスース―するけど、この「紫薬膏」はスーッとする成分がないから、肌にしみないんだ。だから赤ちゃんや子どもにもよく使われているよ。

 本当だ、ぬっても全然ヒンヤリしない…。ベタつかずすごく使い心地はいいですけど、本当に効果があるのかが気になります。

 かいちゃって熱を持っている箇所に塗ると、結構熱が引く感じがする。あと解毒作用があるらしいから、蚊にさされた時もピッタリね。

 ひとつ持っておくと便利ですね。

 うん。それよりこの資料にももっと興味を持ってほしいな…。

 

 

 

 

 

~上海ジャピオン2023年9月8日

 

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