上海市嘉定区南翔鎮にある上海雲翔寺では1月18日(木)、よりよい新年の到来を祈願して、無料の臘八粥が振る舞われた。
中国では毎年旧暦12月8日にあたる「臘八節」に、家族の無病息災を願い、様々な穀物が入った粥「臘八粥」を食べる風習がある。同日会場はほかに、書道家がその場で書き上げた「福」の文字や正月飾り「春聯」が、市民に無料で配られた。また上海雲翔寺は上海万佛寺と共同で南翔鎮、江橋鎮、真新街の住民に計15万枚の正月飾りを配り、生活困難者や一人暮らしの高齢者に計1・5万㌔以上の米を寄贈した。
また、中国建設第八局上海公司の安康苑第1期工事現場でも16日(火)、労働組合により同様に臘八粥がもてなされ、最前線で働く労働者への感謝と、健康的に新年を迎えることが祈願された。(1月19日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2024年1月26日