上海市政府によると、今年2月にオープンした上海博物館・東館に続き、北館の建設を新たに計画していることがわかった。
同館の東館は「世界から見る中国」をテーマに中国の歴史的所蔵物や文書を所蔵しており、人民広場館は「中国から見る世界」をテーマに、主に世界の文明と芸術関連を展示している。新たに建設される北館は楊浦区の楊浦濱江に構える予定で、世界最高水準の考古学を専門にした世界一の考古学博物館を目指すという。
また、2月2日(金)から段階的に営業を開始している東館は、5月21日(火)から6月末まで営業を停止することがわかった。現時点でのべ90万人が来館した同館は、6月末の再開時には展示スペースを約80%拡大し、常設展示場や特別展などさまざまなイベントを開催予定だ。ほか、人民広場館では現在、中国の歴代絵画展や書道展、家具・民族工芸展などが観覧できる。(5月8日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2024年5月17日