劇的!カルチャー体験 Vol.14 上海絵はがき教室

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夏の絵はがき体験
自分だけの1枚を

 「今日はこの教室に通っている友だちに誘われて、体験に来てみました」
という、上海歴10カ月の森田さん。
 友だちが1年ほど前から通っている教室というのが、古北の「上海絵はがき教室」だ。
ここでは日本での講師経験もある文問先生が、大人と子ども向けの絵画教室を開催している。
 子どもの頃から日本で育った先生は、日本語もペラペラ。
体験レッスンでは、絵はがき1枚をゼロから完成させる。

好物の枝豆を絵に
失敗もOKな水彩で

 まずは手本選びから。
文問先生の描いた花、果物、犬…など各種絵はがきの中から、好きなモチーフを選ぶ。
森田さんは、大の好物だという枝豆と唐辛子の絵を描くことにした。
 モチーフが決まったら、鉛筆で線を描き始める。
枝豆のプリっと感を出すために、
「輪郭だけでなく中の豆を想像しながら描くと、より本物らしくなりますよ」
という文問先生のアドバイスを受けながら、順調に進めていく。
次はいよいよ絵の具を使って色づけだ。
 「濃い色を塗るのに勇気がいる~」という森田さん。
しかし、「水彩は失敗しても水で消すことができるので、思い切って塗って大丈夫」
という文問先生の言葉に励まされ、見事瑞々しい枝豆と唐辛子を描き上げた。
さらに絵の具でハンコ風サインを書き添えたら、立派な絵はがきの完成だ。
 レッスン後、森田さんは「自分で絵の具を混ぜ合わせて、色をつくるのが面白かったです!」
と、満面の笑み。
好物の枝豆がますます好きになってしまいそうだ。

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上海絵はがき教室                                      
TEL:137-6416-0794(日本語可)
住所:栄華西道19-10万科広場内ヤマトマーケティングギャラリー2階
営業時間:金曜&日曜14時~16時など
HP
blog.sina.com.cn/egakitai
予算:1カ月360元(月2回、1回2時間)など

~上海ジャピオン7月16日号より

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