市では8月2日(月)、徐家匯の観測地点で38・7度を記録し、今年一番の暑さとなった。
また同日の最低気温も31・6度となり、1872年の気象観測開始以来、2番目の高温記録となった。
当日は、万博会場で38・2度、
閔行区では39・4度を記録するなど市西部で軒並み最高気温が38度以上を記録。
一方、市東部の最高気温は、浦東新区で34・9度、
奉賢区で34・5度となるなど、西部と東部の気温差が目立った。
この現象について、市気象局首席服務官は、当日市東部では、東風が吹いており、
海の涼しい空気が吹き込み、気温が下がったと分析。
また市西部は、逆に南西の暖かい風が吹き込んだとする。
今回最高気温が35度を超えたことにより、今年の猛暑日の累計は13日間に到達。
また連日の猛暑の影響で、電気の供給量が追いつかず、
浦東、宝山などの地域で、深刻な電力不足に至った。
市電力会社は、地域の関連企業とピーク時に使用制限を加える契約をしており、
一般市民への正常供給を確保する対策を打ち出している。
(8月3日)
~上海ジャピオン8月6日号より