写真は天然クロソイ使用の「ソイ鍋」。鍋料理で酒もすすむ
海の幸は俺に任せろ
9月で3周年を迎えた日本料理「葵」。
活気みなぎるスタッフの接客に、
何よりも店長の素材への一途な、
いや頑固なまでのこだわりと、
それを活かした料理の数々が、
「また来たい」、と客に思わせる。
そのこだわりとは、使われる素材にある。
同店の魚介類は主に、
日本以外に、渤海湾や福建省付近の東海、
海南島近くの北海といった所のものを使用。
全て店長自ら現地に赴き、
その味を確かめている。
養殖物ではなく、天然物の素材を使った料理を、
客に提供できることが、同店の強みなのだ。
葵の〝鍋こわし〟
葵の〝鍋こわし〟とまで言われるほど、
人気の鍋メニュー。
その1つが、
「ソイ鍋」(通常180元/2人前)だ。
「クロソイ」は東日本の高級魚で、
同店では魚が最もおいしいと評判の、
渤海湾長島産の天然クロソイを使用。
お出汁は魚の味を活かし、
昆布出汁とのシンプルな味付けに仕上がっている。
旨味が十二分に染み込んだ雑炊まで、
存分に〝鍋こわし〟を楽しもう。
~上海ジャピオン9月16日号