カルツォーネにナイフを入れれば、
チーズとトマトがトロリと流れる

僕はイタリア南部、レッチェ出身なんだ。
長靴半島の、踵のところだよ。
実家はレストランを経営していて、
僕はその中で育ったんだ。
その後、映画監督という職業に就いたけど、
上海に来てから
実家の手作りのパスタが恋しくなって、
レストランを開いたんだ。
イタリア南部料理と言えば、
上海ではナポリやローマの料理が有名だけど、
僕が厳選したレッチェの伝統料理も試してみて！

手作りの南部料理
３カ月前にオープンしたばかりの
「マリ・エ・モンティ」は、
すでにヨーロッパ系の人々が
次々と訪れる人気店となっている。
ランチは、サラダorスープ＋パスタorピザのセットで、
内容はそれぞれ曜日ごとに変わる。
毎日来ても違うものが食べられることで、
リピーターを増やしているという。
この店の売りは何と言っても手作りのパスタ。
ニョッキやラビオリ、
耳たぶ形のオレッチェッテなど、種類豊富だ。
また、１日に10個しか作らないという
「ティラミス」（48元）は、ぜひとも追加したい。

～上海ジャピオン０２月０３日号