中国に郎朗(ラン・ラン)
というピアニストがいますよね。
実は私、
一昨年に彼の上海コンサートに行ってから、
すっかりファンになっちゃいましてね。
CDやDVD、彼の自伝まで持ってるんです。
彼の曲の中で、
特に好きなのはモーツァルトの『トルコ行進曲』。
聴いているとだんだん悦に入ってしまって、
1人でエアピアノまでしてしまう始末です。
クラシック音楽は
α(アルファー)波を刺激して
脳を活性化させる働きがあると言いますから、
彼の曲を聴きながら毎朝通勤しているんです。
すると今朝、
通りすがりの露店で「土耳其肉夾?」
なるものを見つけました。
曲名で「土耳其」はトルコだと知っていましたし、
「肉夾?」は前に食べたことがあるので、
トルコ風肉挟み饅頭、とすぐに分かりました。
それで『トルコ行進曲』に因み、
1つ買って食べてみたんです。
トルコでは「ドネルケバブ」と呼ぶ、
回転式グリルで焼いた豚肉と、
レタスやキュウリが
たっぷりマントウに挟まれていました。
ジューシーな肉と
シャキシャキ野菜の相性は抜群で、
一般の「肉夾?」より濃い味でした。
暫くは郎朗の『トルコ行進曲』をBGMに、
この「土耳其肉夾?」を
朝食にしたいところですが、
カロリーも+αされそうですね。
上海ジャピオン03月23日号