鹿児島県の郷土料理「鶏刺し」と薩摩の芋焼酎「小鶴くろ」。
合わないわけがない、最強の組み合わせだ
朝締めの鶏刺し
打浦路と南京西路に店舗を構える、
焼き鳥居酒屋「鳥重」。
味のある木製カウンターに座って1杯やれば、
隣の客との話も弾む。
そんな〝日本の居酒屋〟の趣たっぷりの店内には、
仕事帰りの晩酌を楽しみに常連客が集う。
そのうち9割が日本人で、客同士が友人になることも多いとか。
同店のウリは、朝締めたばかりの地鶏をさばいた、刺身類。
一番人気の「鶏刺し」(38元)をいただけば、
もっちりとした歯ごたえに驚く。
また、噛めば噛むほど鶏のうま味がにじみ出し、
焼酎を合わせれば、もうたまらない。
さらに、臭みがなく、プルンとした「レバ刺し」や、
「ハツ刺し」、「砂肝刺し」(各25元)といったモツ類も
刺身で味わえる。
焼き鳥を焼酎で
また、忘れてはいけないのが、焼き物だ。
身が引き締まった正肉を刺す「鳥ねぎま」(10元)に、
半ナマで仕上げる「鳥レバー」(5元)、
ホロっと柔らかい「鳥つくね」(12元)など
人気の焼き鳥を含む、全60種を用意。
今回半額の「小鶴くろ」(通常280元)との相性もばっちりだ。
そのほか、酒類は約80種提供。
珍しい銘柄もあるので、焼酎・日本酒ファンは訪れてみよう。
info
住所 南京西路1959号
TEL 6248-1557
TEL 136-6192-2012(共に日本語可)
営業時間 17時半~翌3時(ラストオーダー翌2時)
席数 70席
予算 150元
~上海ジャピオン2013年3月8日号