煮汁がなくなるまでしっかりと煮込んだ筑前煮。本場九州人も納得の味だとか

おふくろの味

懐かしい〝おふくろの味〟を提供する店「だんだん」。武夷路の１号店同様、ここ２号店でも単身のビジネスマンを中心に、強い支持を得ている。

同店のウリは、何と言っても、カウンターの前にずらりと並ぶおばんざい。常時約15種を用意し、すべて日替わりで、毎日昼から仕込みを行う。

ゴロっと大きな根菜がたっぷり入った「筑前煮」や、甘い煮汁が浸み込んだ「肉豆腐」（各45元）など、いずれも心と身体にやさしい料理ばかり。少量ずつ好きな惣菜を選べる「３点盛り」（50元）もあるので、１人で来ても様々な味を楽しめる。飽きのこない暖かい味わいに、行きつけにしたくなること間違いなしだ。

女将自慢の鍋料理

同店では、日本の料亭で料理を学んだ女将が、すべての総菜のレシピを考え、味のチェックをする。今の時期は、キノコや鶏肉、山芋が入ったヘルシーな「きのこ雪見鍋」や、本場韓国の調味料を使った「キムチゲ鍋」（各88元）など、自慢の鍋もオススメだ。

今回は、女将が選ぶ「本日のおばんざい」（通常40元）を１皿サービス。さらに、焼酎「黒霧島」（通常３００元／７２０㍉）と「黒伊佐錦」（３２０元／９００㍉）を２本目から半額で提供する。家庭的な味が恋しくなったら、ぜひ同店へ出かけよう。

info
住所　茅台路836号
TEL　6227-6900
営業時間　18時～24時（土曜定休）
席数　40席
予算　200元～

～上海ジャピオン２０１４年２月１４日号