肩の凝らない懐石
白を基調とした店内に、咲き誇る美しい桜。市中心部に構える創作日本料理店「旬四時五味」は、柔らかく、落ち着きのある佇まいだ。
店名の通り〝四季折々の甘味・塩味・酸味・苦味・旨味を楽しむ〟がコンセプトの同店。支配人の板橋氏が季節に合ったメニューを考案し、本物の和食を、肩肘張らずに楽しんでほしいと趣向を凝らす。
和・洋食に精通する板橋氏が得意とするのは、和食に洋の要素を取り入れたメニュー。夜の懐石コース「葉月」(598元/2人)は、霜降り牛の焼霜造りに始まり、香箱蟹、ローストビーフとフォアグラの和風ロッソーニ、星のちらし寿司…と、目にも舌にも楽しい9品を揃えた。ほかアナゴとバルサミコソース、マグロとグレービーソースなど、伝統料理にカジュアルな装いをさせた料理を用意する。
前菜&ドリンク無料
今回は、9月30日(日)まで「ジャピオンを見た」で、「前菜3点盛り」(68元相当)と「ドリンク」(通常20元~)を人数分サービス。ドリンクはビール、グラスワイン、ハイボールクが対象だ。また8月31日(金)までは、いけすの鯛をさばき、活け造り、釜飯、あら汁に仕上げる「鯛三食セット」(198元)を提供中。
コースは予算に応じてアレンジ可能。いつもと違う和食は、普通の日本料理にはもう飽きた、という日本人にも喜ばれること間違いなしだ。
info
住所 陝西北路66号
TEL 6055-6747
営業時間 11時半~14時、17時半~22時
席数 約60席、個室4、カウンター4
予算 昼40元~、夜200元~
~上海ジャピオン2018年8月24日発行号