「銀ダラのブイヤベース」(140元)はサフランの香る一品で、
エビやイカ、貝類などもたっぷり入った濃厚な仕上がり
雰囲気にウットリ
アートギャラリーや国際色豊かな飲食店が立ち並ぶ田子坊に、
フレンチレストラン「バルタザール」がオープンした。
1920年代に建てられた洋館・老房子の店内に入ると、
アンティーク家具とらせん階段に迎えられ、上品な雰囲気に魅了される。
1階は暖炉を備えたバーカウンター、2階と3階がテーブル席で、屋上にはテラスを用意。
フロアごとに違った雰囲気で食事を楽しめそうだ。
ナイフやフォークはピカピカに磨かれ、照明も心地よい。
いるだけで日常を忘れ、少し贅沢な気分になれるだろう。
店内は、オールド上海の雰囲気と現代的なデザインが調和
ルイソースの力
メニューはアラカルトのみで、5種のきのこのリゾット(58元)、
タルタルステーキ(65元)などを前菜として用意。
メインは豚ヒレ肉とタイムのグリル(88元)など、全11種類。
なかでも銀ダラのブイヤベースは、
ルイソースというマヨネーズと数種類のハーブを組み合わせたソースが、
海産物のうまみをぐっと引き出している。
デザートは、タルトタタン(40元)や
バナナクレープのラムソース添え(40元)など魅惑的な5種類。
最後の一口まで満足できるに違いない。
Balthazar
住所: 建国中路田子坊155弄7号
TEL: 6473-0820
営業時間: 11時~23時(土日は10時~、月曜定休
席数: 70席
予算: 約200元
~上海ジャピオン11月27日号より