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えくぼの笑顔は鏡で練習
凛とした瞳に、口元からこぼれる白い歯。
日本料理店「庄屋」のめぐみさんは、えくぼの見える愛嬌ある笑顔でお客さんを出迎える。
同店は今年6月にオープンしたばかり。
九州を中心に和風レストランを展開する「庄屋フードシステム」の上海1号店だ。
「社長はこの店から上海にどんどん店を出す予定。
1号店にふさわしいサービスをしたい」とめぐみさんは力を込める。
生きるブティック経験
この店で働くまでは、喫茶店やバー、ブティックなどを自分で経営してきた。
飲食業に就くのは2年ぶりだが、
「どんな商売でも相手のために心を込めてサービスするのは同じ。ブティックでの経験もきっと生かせる」。
試営業では、友達づてにたくさんの日本人客も集まった。
挨拶の仕方からタオルの渡し方、料理の出し方まで1つ1つ再確認。
家では鏡を見ながら笑顔の練習もしているという。
「適当に料理を出すだけじゃだめで、お客さんの様子を見ながら丁寧に出さないといけない」
と語り、日ごとにサービスのテクニックを磨いている。
?好物はつくね
メニューには日本のレストランのノウハウを生かした
「高級黒豚特選カツどん」(50元)や「焼き鳥」(5元~)などが並ぶ。
めぐみさんは特製つくね(10元)が好物で1番のオススメだという。
フレッシュで気合十分の彼女にエールを送りたい。
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~上海ジャピオン6月18日号より