交流しながらお料理
少人数で丁寧に指導
「昔から料理やお菓子作りが好きで、いつか教室で習ってみたいと思っていたんです。
フリーペーパーでたまたまこの教室を知って、参加してみることにしました」と語る青木さん。
上海では子育て中で、子どもには、お菓子も手作りのものを与えたいという。
料理教室「キッチンM」では、和菓子作りのほか、洋菓子や日本料理なども基礎から着実に学ぶことができる。
授業は1~6人程度の少人数制で、日本人講師が丁寧に指導。
日本人の太太さんと交流しながら、楽しく料理の腕を磨けそうだ。
細かなコツも分かる
上達をはっきり実感
この日の授業では、どら焼き作りを体験することに。
青木さんはエプロンを巻いて席に着き、まずはレシピを受け取った。
全体の流れを簡単に説明されると、早速どら焼きの生地作りに取りかかった。
「粉と水分を混ぜるときは、ダマにならないように、ゆっくりと。ボウルも一緒に回してみて」
と先生のアドバイスを聞きながら、ゴムべらを使って丁寧に混ぜていく。
続いて生地をフライパンで焼く工程に移った。
青木さんは、丸くなるように生地を落としていったが、これが意外と難しい。
それでも「お玉から垂直に生地が落ちるように」と先生から言われる通りにやってみると、
次第にきれいな生地が焼けるようになった。
生地にあんことイチゴを挟んだら、ホカホカのどら焼きが完成だ。
青木さんはレッスン後、
「先生が実際にやって見せてくれるので、1人で作るよりも上手くなれるような気がする」
と言い、満足そうだった。
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~上海ジャピオン3月4日号