中国茶ソムリエ
育暢に通って3年になる遠藤さん。もともとお茶が好きだったため、上海に来て中国茶を学び始めたところ、すっかり夢中に。
そして日本語堪能な朱先生指導のもと、あっという間に「評茶員」を受験するレベルに達してしまった。
評茶員とは茶を審査・鑑定し、相手の要望に応え茶を選ぶ手助けをするので、〝中国茶ソムリエ〟とも呼ばれる。
「筆記試験は直前に過去問などで知識を詰め込めばいいけど、実技は利き茶がメイン。実に多くの茶葉に触れておく必要があるのが大変」と遠藤さん。
同校では資格取得に向けての特別授業や教材が充実しており、それらを大いに活用できたのが心強かったと笑顔で話す。
あらゆる茶を飲む
同校では、中国のあらゆる地域の茶葉がテイスティングできる。毎日様々な茶葉の違いを知ることで、良し悪しがわかるようになる。
実技試験では茶の種類だけでなく等級も聞かれるので、茶市場や現地に行って本場の味を覚えることも大事なのだとか。
また授業は日本人、中国人のグループレッスン制で、本格的に茶芸師、評茶員を目指す人と交流できるため、お互い良い刺激になると先生は言う。
評茶員になって、中国茶にますます楽しみを覚えた遠藤さん。現在はさらにもう一歩上を目指し先生と勉強中だ。
info
学校名:育暢
住所:浦東新区東方路1957弄鵬欣家園31号801室
TEL: 5839-8139
営業時間:9時~18時
URL:www.yuchang1021.com
Email:1429242714@qq.com
授業料:入門クラス、1798元/12回
~上海ジャピオン2015年6月5日発行号