力試しに口語試験
中国語の勉強を開始して3年目の小林さん。
週に2回、彼のオフィスに出張し授業を行ってくれる「ドラゴン桜」の王先生の指導のもと、日常会話もスムーズにこなせるようになった。
そして現在、会話力を確かめ「新HSK漢語水平考試」の「口頭試験」を受験することに。
今回挑戦するのは中級。常用単語約900語を習得している人が対象で、中国語での流暢なコミュニケーション力が求められる。
中国語で考え、話す
王先生は試験について、正しい発音と文法、単語の使い方をマスターしておくことが第一と話す。
そして試験対策として、最初の復唱問題はヒアリング力が重要なので、普段からCDで中国語を聞いて耳を慣らし、話の結論がつかめるようにしておく。
そして、メインの質問回答に関しては、授業中にあるテーマについて中国語で話す時間を設け、生徒に話すクセを付けさせることで、中国語の表現力アップを図る。
普段は日本語で文法説明をする王先生も、この時は日本語を一切話さず、最後まで中国語で通すようだ。
生徒が中国語で考え、中国語で話すことが会話力上達の近道だという。
筆記とは異なり、オーラルコミュニケーション能力が問われる口頭試験にやや緊張気味の小林さんだが、本番に向け今日も音読を繰り返す。
info
学校名:ドラゴン桜中国語教室
住所:栄華西道19弄金龍公寓3号603室(×水城南路)
TEL: 6219-5015
営業時間:9時~22時
Email:happywei0613@yahoo.co.jp
URL: www.hanxi777.com
授業料:「中国語マンツーマン」85元/45分
~上海ジャピオン2015年6月26日発行号