先生のトークが楽しい
母親や祖母が生け花をする姿を見て育つも、日本では敷居が高くて通えなかったという義末さん。やはりトライしたい気持ちが募り同校を見学に。
そこで、髙橋先生の軽快なトークによる授業を見て、これならできそう! と思ったという。
通常は技術から入る生け花の世界。しかし、髙橋先生の授業は雑談を交え、生け花に関するありとあらゆる知識を伝えてくれる。
義末さん曰く、単なる雑談と思って聞き流していると、実は実技演習のお題に絡むことも多いので、気を緩められないのだとか。
お題も「ヴェルサイユ宮殿のモナリザ絵画の横に生ける花」や「スカイツリーの見えるホテルで開かれる結婚式に添える花」などバラエティ豊かだ。
一期一会の美しさ
実技演習では、まず教材に添って課題をクリアしていく。出来上がった作品は、机の上に置いて鑑賞。
次の作品に取りかかる前に生けた花は崩してしまう、そこに「一期一会」の精神がある。
今回先生は義末さんが一番苦手とする花器を選ばせ、それを床の間に飾るイメージで生けるよう指示。
そのまま生ければ西洋風になってしまう…一体どうすればいいのか? 苦悩の末完成した作品を見た先生はひと言「今までで一番素晴らしい作品です!」。
先生に褒められ、勢いに乗る義末さんは、師範取得に向けてラストスパートをかける。
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BIKI IKEBANA SCHOOL
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