お医者さんの御用達~「ミカン」「ナシ」

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ミカンとナシで肺を潤す

――ウイルスや大気汚染が気になり始めるこの季節。マスクの準備をしなくては、
と思っていた矢先、のどに違和感が…。先生、何か対策はありませんか?

先生 ウイルスや汚染物質から身を守る方法の1つとして、特にダメージを
受けやすいのどや肺のため、「ミカン」と「ナシ」を、皮ごと食べると良いでしょう。

――ミカンやナシが対策になるとは! でも皮ごと食べるのはなぜですか?

先生 ミカンは、痰がからむ咳に良く、ナシは肺の粘膜を潤してくれる食材と、
言われています。どちらも特に、皮に有効な成分が多く含まれているんですよ。
漢方では、秋は肺や粘膜が乾燥する時期とされています。乾燥すると様々な炎症が
起こりやすくなりますから、秋のうちにミカンやナシといった、粘膜を潤す果物を
摂取しておくことで肺の粘膜が強化され、身体の内側から、バリアを張ることが
できるというわけなんです。肺の粘膜が潤うと、肌の調子も整ってきますから、
女性にもオススメです。

――うれしい! では、皮ごとでも食べやすい方法も教えてください。

先生 まず皮をきれいに洗いましょう。ナシは、芯の部分をくり抜き、氷砂糖を
詰めて、柔らかくなるまで蒸すと食べやすいでしょう。

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~上海ジャピオン2014年10月31日号

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