お医者さんの御用達 第619回「ひざサポーター」

 

ひざの痛みにサポーター

 

――街歩きが趣味ですが、長い距離を歩くとだんだんひざが痛くなり、階段の上り下りでひざが笑ったり、ひざの力がガクッと抜けそうになったりします。テーピングがいいかなと思うのですが、毎回自分でやるのは大変そうです。

先生 そうですね、テーピングテープは個々のニーズに合わせて細かく調整ができる点や薄い点がメリットですが、正しく巻くためには高度な技術が必要で、時間が掛かかったり、テープ購入のコストが嵩んだりすることがデメリットですね。それに比べて自分で簡単に装着できる「ひざサポーター」がオススメです。

 

――その発想はありませんでした。

先生 ひざサポーターは、ひざ関節の負担を軽減しケガを予防したり、運動中にひざへの衝撃を軽減したりします。さらに、サポーターで覆われることにより、ひざが冷えず痛みのリスクを軽減します。また、ひざ関節の安定性を向上させ、ひざが左右にスライドしてしまう不快さも和らげます。

 

――使う上で気をつけることはありますか?

先生 適切なサイズを選び、製品説明書に従って正しい位置に装着しましょう。運動などを行う前に着用することも大切です。ひざサポーターの摩耗や破損がないかどうか定期的に確認し、クリーニングとメンテナンスを行なってください。

 

~上海ジャピオン2024年8月2日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP