上海全域を濃霧が覆う 高速道路や空の便など影響

 上海市では11月20日(土)の早朝、市内全域が濃霧に覆われ、高速道路や空の便の発着に影響が出た。
 上海中心気象台は同日朝、中程度の濃霧警報を発令。
市内の大部分で、視認距離が500㍍以下となり、視界が悪化した。
そのうち、視認距離が25㍍以下となった奉賢区では、
濃霧警報としては最高レベルの「濃霧赤色警報」が発令された。
 この影響で、杭浦高速など多数の高速道路が閉鎖されたが、同日11時半までには全ての道路が復旧。
また同日20時までに、虹橋空港では333便、浦東空港では126便が遅延し、多数の旅客に影響を与えた。
 また、気象台によると、今後は冷気の南下に伴い濃霧は撤退するが、
その影響で急激に気温が下がり、11月下旬の平均気温は11度前後になるという。
(11月21日)

~上海ジャピオン11月26日号より

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