上海美術館の無料開放初日 入館者数が過去最高を更新

 上海美術館が、3月5日(土)から無料開放をスタートした。
同館によると、初日の入館者は1万2099人で、1日の入館者数の過去最高に達したという。
 同館の無料開放は、2011年末までに、
国立及び省立美術館の入場料を無料化するという、国の通達に基づくもの。
当日は、早朝4時過ぎより市民が並び始め、列は美術館を1周し、
黄陂北路の上海大劇院まで続いたため、開館時間を15分早める措置が取られた。
事前の計画では、入場者を1日5000人に限定していたが、
参観マナーもよく、人の流れも順調だったため、制限は加えなかったという。
 今後、同館では、青少年への芸術教育を推進するため、
年間30回実施していた各種講座を60~100回に増やし、3日に1回の頻度で開催する見込み。
(3月6日)

~上海ジャピオン3月11日号

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