昨年までに3万人突破 市の外国人留学生増加

 市教育委員会は5月29日(火)、2006年末までに、市の年間外国人留学生数が、過去最高となる3万1636人に達したと発表した。
 市の外国人留学生の数は、2000年の時点では6000人前後。その後は急激な増加の一途を辿り、現在では中国全体の外国人留学生数の5分の1を占めている。これは北京に次いで全国2位の規模。
 統計によると、市の外国人留学生の出身地で最多なのは韓国。次いで、日本、アメリカと続く。
 また、市の国際化方針に伴い、外国人留学生が千人を超える高校も市内で10校を数える。
 関係者によると、外国人留学生の多くは、中国の発展と潜在マーケットの大きさに期待しており、留学目的も語学の習得からビジネスに通じる専門分野まで広がりを見せている。
(5月30日)

~上海ジャピオン6月8日発行号より

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