上海科技館に6月15日(金)、四川省自貢恐竜博物館から8体の恐竜骨格を含む計29点の恐竜の化石が届けられた。これらは、上海科技館で7月10日(火)~8月31日(金)まで展示される予定で、見学は無料となっている。
今回届けられた恐竜の骨格は、体長4㍍のものから、大きいもので体長22メートルに達し、ほとんどが国宝級にあたる。
運搬にあたっては、個々の化石に合わせた特殊発泡スチロール容器が3万元をかけて作られた。現在、専門家による化石の汚れの除去作業が進んでいる。
四川省自貢市は、世界で最もジュラ紀の恐竜化石が多いとされている地域で、専門家らから大きな注目を浴びている。
(6月17日)
~上海ジャピオン6月22日発行号より