5月25日(水)午後、北京発上海行きの航空機内で、
乗客の持参したビデオカメラ内のリチウム電池が自然発火する事故が発生した。
事故が起きたのは、中国国際航空CA1549便。
離陸後、客室乗務員が焦げくさい臭いに気づき、乗客の荷物を調べたところ、10~20㌢の炎が上がっていた。
電池はトイレに移され、火は消火器で消し止められた。
その後同機は定刻通り到着し、乗客に大きな影響はなかった。
なおリチウム電池は、高熱や摩擦の影響で自然発火する恐れがあり、
中国では2008年から託送荷物に入れることは禁じられ、機内持ち込みも2個までに制限されている。
(5月27日)
~上海ジャピオン6月3日号