上海ブックフェアに4万人 著名作家のサイン会も人気に
国内外のベストセラー書籍の展示販売を行う「2011上海
ブックフェア(上海書展)」が、8月17日(水)~23日(火)
の会期で、静安区の上海展覧センターにて開催された。
開幕初日は暴雨にも関わらず、約2万9000人が来場し、
1日で約270万元分の書籍を販売。
また20日(土)、21日(日)両日の来場者も計4万人を超え、
大盛況となった。
会場では、上海及び全国の出版社500社余りから、15万種
以上の書籍が展示、販売された。
また、21日(日)の夜には、イギリスの作家であるジャネッ
ト・ウィンターソンによる、著書『ヴェネツィア幻視行
(THE PASSION)』の朗読会が開かれるなど、
国内外の著者による各種講座やサイン会なども人気を集めた。
日本からは、〝文壇の貴公子〟と称される小説家の島田雅彦が、
朝日新聞で連載していた『徒然王子』を携えて来海。
また、本人は来海しなかったものの、中国でも著名なアーティスト
・奈良美智の作品集『DRAWING FILE』
が初出展された。(8月23日)
~上海ジャピオン8月26日号