300万元相当の偽造通貨を所持していたとして、楊東検察院は2月13日、河南省籍の男性ら三人を、購買假幣罪(偽造通貨行使)などの容疑で逮捕した。中華人民共和国建国以来、上海市の偽造通貨案件では最大のもの。
逮捕されたのは、河南省国籍の張継国容疑者と習中俊容疑者、梁奇処容疑者の三人。
調べによると、容疑者らは今年に入ってから、広東省で人民元6万元をもとに、300万元相当の偽造通貨を入手。その後は、それぞれ別の交通手段などを使うなどしていたという。
警察方が早くから容疑者の動きを見張っていたことが、今回の迅速な逮捕に繋がっている。(2月14日)
~上海ジャピオン2006年2月17日発行号より