辛い料理を好む上海人の増加に伴い、トウガラシを使ったメニューを出すレストランが増えている。しかし、料理に使われているトウガラシの衛生面に、疑問の声が投げかけられた。
ある鍋料理レストランを経営しているオーナーによると、「毎月四川や湖南などからトラックでトウガラシが運ばれるが、店ではトウガラシを洗わないようにしている。理由は、洗ったトウガラシは、すぐに傷んでしまうから」と話す。
専門家は「レストラン側は衛生面を第一に考え、管理を強化すべき。トウガラシの洗浄についても、時間や数量をもう少し考えて、安全を確保しながらも浪費とならない方法があるはず」と述べている。(2月20日)
~上海ジャピオン2006年2月24日発行号より