ネットショップで起業 多くの大学生が興味あり

 中国の大手ネットショップサイトの「淘宝」などで学生の開業したネットショップが全体の約40%を占めるなど、学生の間でネットショップ起業が流行の兆しを見せている。これらの背景には、卒業後の就職不安などがあるという見方もある。
 あるネットショップサイトの責任者によると、これらのネットショップで売買される商品の多くは、衣類や靴、化粧品、女性用下着、ゲーム用品などで、1ヵ月あたりの収入は1000元~3500元ほどになるという。
 市開業指導服務中心の楊永華副主任は、ネットショップは起業の経験などを積む上で悪くない方法であるとしながらも、これらの学生がネットショップで行っている個人間での売買は、正規の起業方法ではないと指摘。「長期的に考えても、先の展望があるとはいえない」と説明した。さらに、もし学生がネットショップの開業により就業問題を解決しようと考えているのならば、それよりも、専門の開業センターなどに足を運ぶように勧めている。(2月20日)
~上海ジャピオン2006年2月24日発行号より

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