上海動物園が飼育しているゴリラに2月17日(日)午前7時、待望の赤ちゃん「金剛」が誕生した。中国国内で飼育ゴリラの赤ちゃんが誕生するのは、1982年の「尼寇」以来2匹目。
同園によれば、赤ちゃんは体重約2千㌔。お母さんゴリラ「アストラ(阿斯特拉)」が、出産後警戒して赤ちゃんを手放さないため、性別などの詳細は不明だが、おっぱいを与える場面が見られるなど、赤ん坊の養育状況は良好という。同園では、金剛が順調に育った場合、満1カ月で一般公開する予定。
アストラは昨年7月に妊娠し、その後は体調に合わせた食事を出すなど、飼育員らによる徹底した健康管理が行われ、赤ちゃん誕生への期待が高まっていた。
なお現在中国では、今回誕生した金剛を含め9匹のゴリラが飼育されている。(2月19日)
~上海ジャピオン2月22日発行号より