ホラー・オカルト規制再強化 取り締まり基準に疑問も

 今月、国家新聞出版総署が公布した「ホラー・オカルト類映像作品取り締まり強化に関する通知」による波紋が、市内でも広がっている。
 市内の多くのDVD販売店などでは、当局からの正式な通知は受けていないとして、まだ同類商品の撤去には至っていない。一部では、取り締まり対象となる規準が不明確である点が、市場の混乱を招くのではとの懸念も出ている。
 市政府関係部門は、ホラー・オカルト類の作品が多く出回っている現状には何らかの規制が必要とし、家庭や学校、社会に対して積極的な協力を求めていく方針。
 中国では、日本のコミック『デスノート』の流行加熱を契機に、昨年5月から同様の規制が進んでいる。(2月19日)

~上海ジャピオン2月22日発行号より

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