猫を虐待死させたと疑われる上海市閘北区に住む40歳前後の女性が、
5月23日(水)夜、女性に猫を里子に出した市民約20人に取り囲まれ、
警察に救助を求める出来事があった。
同騒動は、8日(火)、子猫を譲ったばかりの市民が女性の居住区で、
女性の不審な行動を目撃し、植え込みで譲った子猫の死体を発見した
ことが発端。
子猫の四肢の骨は折れ、同居住区の清掃員が20匹以上の子猫の死体を
見つけたと証言したこともあり、同市民はネット上で情報を発信した。
その後、女性の個人情報が特定され、今回の騒動となった。
調べによると、昨年から半年間で、女性が引き取った68匹の子猫が
行方不明であることも判明。
これにより、女性は勤め先を解雇され、借屋からの立ち退きも要求され
ている。
(5月26日)
~上海ジャピオン06月01日号