大型観光バスが中環線で転倒 運転手は軽症

 3月5日午後3時ごろ、無錫に向かう大型観光バスが、中環線の汶水路出口手前1㌔メートル付近でガードレールに衝突、転倒した。事故当時、車内には運転手しかいなかったため大惨事に至らなかった。運転手はガラスで右耳を切る軽症を負った。
 現場の調査から、事故を起こした車輌は、一度左側のガードレールに接触後、体制を崩しながら、左右のガードレールへ衝突を繰り返し、転倒したと見られている。
 とりわけ車輌右頭部の損傷がひどく、フロントガラスは大破、前方の乗車ドアも外れ落ちた。
 事故後間もなく、駆けつけたレスキュー隊が、ガラス窓を割って車内に入り、中にいた運転手を救助した。
 現場は、交通量も少なく見通しの良い道路。事故原因については現在、調査中だという。(3月6日)
~上海ジャピオン2006年3月10日発行号より

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