光明乳業の乳製品問題続出 禁止添加物使用に洗剤混入も

上海市工商行政管理局が、9月18日(火)、
乳業大手「光明乳業」の乳児用乳製品
「小小光明宝宝奶酪」中に、衛生省が
禁止している添加物が配合されていることを
発表し、市内の大型スーパーに同商品の
撤去を行うように通知した。
問題となった添加物は、乳酸カルシウムで、
栄養剤などに利用されるが、中国では
乳幼児用食品への添加は禁止されている。
なお同社は、今年6月に、牛乳に洗剤が
混入する事故を皮切りに、7月の抜き取り検査
の際には、チーズから国家基準を超える細菌を検出、
9月8日(土)には配送車の温度設定の不備から、
牛乳が腐るなど、立て続けに問題が起きている。
これらの一連の食品事故問題に対し、同社は
消費者へ謝罪を表明。
しかし、市民の不信感は強く、同社の株価は
大幅に下落している。
(9月23日)

~上海ジャピオン2012年9月28日号

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