12月17日(月)、午前9時10分頃、
上海市宝山区にある、中国鉄鋼大手「宝鋼集団」の製鉄所で、
総重量270㌧の取鍋がクレーンから脱落し、
約1600度の溶融鋼鉄が地面に流れ出る事故が発生。
この事故で、現場にいた2人が死亡、13人が重軽傷を負った。
事故発生後、現場は高温の水蒸気で包まれ、
2人が即死、ケガ人のうち6人が全身の20~99%に火傷を負う重傷となり、
運び込まれた病院で緊急気管切開手術が行われた。
関係者によると、取鍋は2カ月ごとに検査し、
取鍋下は立入禁止となっているとする。
事故原因に関して、市安全生産監督管理局や公安局などが調査を進めている。
(12月18日)
~上海ジャピオン2012年12月21日号