昨年の11月、上海児童医学センターで出産予定日より2ヵ月半も早く産まれた三つ子の未熟児が3月17日、無事退院を迎えた。
児童医学センターでは、新生児の感染症に対する免疫力の弱さを考慮し、温度、湿度からベッドの温度に至るまで、厳密に環境をコントロールした保護室に移すなどの処理を取っていた。
医務員たちは、栄養状態に合わせてミルクや砂糖水を与え、三つ子を24時間体制で看護。今年1月からは、時間を決めて両親が付き添う体制をとっていた。
855㌘、840㌘、900㌘だった出生時の体重も、それぞれ3310㌘、2980㌘、2875㌘までに増えている。(3月18日)
~上海ジャピオン2006年3月24日発行号より