福建省石獅市の、貧しい人々に無料でマントウを提供する「永恒陽光饅頭店」が、ネットなどを通じ注目されている。
同店は2年前、29歳の青年が開業。これまで77万元を費やし、約40万人に80万個以上のマントウを提供してきた。
青年によると、6年前に大学を卒業後、広州でアルバイトを始めたが、1カ月の収入はわずか800元。空腹の辛さを知り、お金を貯め同店を開くことを決めた。
青年は電子事業に従事し、江蘇省に工場を有する。2年目には3~5店、3年目には15店を予定していたが、不景気により店舗展開は叶っていない。なお、寄付は受け付けないが、模倣は大歓迎。(8月19日)
~上海ジャピオン2013年8月23日号