蘇州河畔に浮かぶ空中庭園 上海初の山型モールが開店

上海市普陀区の蘇州河沿いに12月22日(水)、ショッピングモール「天安・千樹」がオープン。市で唯一の〝山型モール〟を一目見ようと、多くの市民が訪れている。

建設に8年をかけた「天安・千樹」は、イギリス出身の建築デザイナー、トーマス・ ヘザーウィックの設計。中国の黃山と、バビロンの空中庭園の融合をイメージしており、山なりの形状のモールに、1000本を超える樹木を設置。夜にはライトアップされ、幻想的な空中の森林を演出する。

またモール内には市や国内初出店のブランドのフラッグシップ店など、160軒以上が出店、カテゴリーはグルメ、エンターテイメント、ライフスタイル、文化やアートまで多岐に渡る。環境保護にも配慮されており、400以上のオープンテラスでは自然生態や屋外空間を楽しめるほか、モールに植樹された1000本以上の樹木は年間でおよそ21㌧の二酸化炭素を吸収するという。(12月24日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年12月31日号

 

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