上海市軌道交通12号線「曲阜路」駅が、5月10日(土)より正式に利用を開始した。
市軌道交通では、通勤ラッシュの時間帯における混雑を予想していたが、同日は休日だったため、同線と8号線乗換時の混雑は見られなかった。今後混雑が激しい場合には、乗客の安全を考慮し、連絡通路を一時閉鎖し、客流を制限する。
そのほか同日は、8号線にて、中国の著名水墨画家・張大千の、10号線ではフランス印章派画家、クロード・モネの作品が展示された車両が走行し、乗客の目を楽しませた。また7号線「龍陽路」駅では近日、不正乗車防止のため、新型自動改札機を試験的に導入。同機では、自動扉の上下を長く、扉中央部分の空洞を小さくし、乗客が乗り越えたり潜り抜けられないよう設計されている。(5月11日)
~上海ジャピオン2014年5月16日号