集中豪雨で3つの警報発令 高速道路の高架下で冠水

上海市では、8月24日(日)夕方~21時に発生した豪雨により、市中心部や松江区などの観測地点で降雨量20~40㍉、崇明島などで50㍉以上を観測したほか、約3600回に及ぶ雷を記録。市中心気象台は同日18時50分~19時36分の間に「雷黄色警報」、「暴風黄色警報」、「暴雨黄色警報」を続けて発令した。
今回の暴雨について同気象台は、江蘇省張家港市や無錫市上空に停滞していた積乱雲が東へ移動、上海市域に入って突如勢いを増したものと分析。家屋などの浸水被害は見られなかったが、普陀区や嘉定区などの高速道路高架下で冠水が見られ、「滬嘉高速道路」第4インターチェンジでは、104㌢に及んだ。
また21日(木)深夜、市内で高濃度の霧が発生し、同気象台は「濃霧黄色警報」を発令。この影響で軌道交通16号線は、通勤ラッシュ時に速度制限を設定。専門家によると、8月の濃霧は稀で、1981年以来6度目という。(8月25日)

~上海ジャピオン2014年8月29日号

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