上海地下鉄最多947万人 APECで京滬旅行者増加

上海市軌道交通では、11月7日(金)、1日当たりの利用者数が、のべ947万3000人に達し、今年度6度目の記録更新となった。
中でも8号線は100万人、6号線は40万人を突破。分析によると、同日は1週間の中でも特に利用者数が伸びる金曜であったことに加え、市内が濃霧に覆われ、通常は自転車や徒歩で移動する市民が流れたことが挙げられる。また2003年に1期工事を終え開通した5号線も、現在1日に15万人の利用者を確保。今後2期の延長工事が予定され、利用者増加に備え設備等準備を推めている。
そのほか、10日(月)、11日(火)には北京市で「アジア太平洋経済協力会議(APEC)」が開幕。市は混乱を回避するため、会期前後の7日(金)~12日(水)、政府機関や学校を休みとしたため、旅行に出かける市民が増加。11日(火)までの北京―上海間の航空便や高速鉄道のチケットの入手が困難を喫しているという。(11月9日)

~上海ジャピオン2014年11月14日号

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