6月22日(月)の端午節を前に、上海市内の〝弄堂〟と呼ばれる団地内の粽(ちまき)を販売する小規模店舗では事前予約が殺到、すでに端午節以前の販売を終了したところも出始めていることがわかった。
予約は一度に1万個など大口が多く、スタッフが24時間体制で1日に1人1000個以上作る店もあるという。
〝弄堂粽〟はその場で作るため新鮮な反面、衛生面が課題。ただ、価格が市内有名店に比べ2割ほど安く、ここ数年で人気が高まっている。
また市発展改革委員会は、市内の大型スーパー46店で販売する粽の価格を比較。最高額が99元、最低は49・8元であることがわかった。(6月14日)
~上海ジャピオン2015年6月19日号