上海市普陀区にある上海新黄浦実験学校では、9月1日(火)に新小学1年生が入学。うち50人が寄宿舎に入ったことがわかった。
寄宿舎では1室につき12人の児童が入居し、共同生活を送る。週末の11日(金)の放課後は、自宅に帰省し週末を両親と過ごすことができるとあって、
迎えを待ちきれず教室で泣き出す生徒の姿も見られた。
宿舎の教育副主任によると、宿舎内で泣き喚く新1年生は近年減少傾向にあり、これは親の、子どもの独立心を重視する教育によるものと分析。
むしろ親が子離れできないのが問題で、児童が宿舎での集団生活に慣れるまでの約1カ月は、できるだけ連絡や接触を控えるのが良いと話す。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン9月18日発行号